職員インタビュー

児童指導員 栗田 龍空
(岐阜聖徳学園大学教育学部学校心理専修卒 小学校教諭第一種免許状・中学校教諭第一種免許状(社会科))
この仕事についたきっかけ
中学校・高校と家庭の事情で、なりたい夢や進学をあきらめる友人を見てきて、家庭の事情で夢や様々な機会、笑顔が奪われている子どもをなんとかしたいという思いで、教育系の大学に進学しました。当初は教員を目指していましたが、心理や福祉の分野の勉強を進めていく中で児童虐待の現状を知り、実習を通して自分のやりたいことは教育よりも養育・養護だと思いました。その中でも、ホーム制であることや実習中に職員さんの優しい対応を見て樹心寮ならやっていけると思い入職しました。
今取り組んでいること
私は現在、朝は子どもを学校に送り出し、掃除や洗濯をしています。子どもが学校から帰ってきたら、夕食を作りながら音読を聞いたり、休日には公園に遊びに行ったりと、より家庭に近く子どもが安心・安全な生活を送れるような日常支援に取り組んでいます。樹心寮の特徴として食事は、すべてホーム職員が手作りしています。生活の中に食材を切る音や炒める音、匂いを感じられ子どもも食事を楽しみにしています。
また、私は1年目として現在、子どもとの関係づくりに取り組んでいます。同じ食卓を囲んだり、外遊びで子どもに負けないくらい一緒に全力で遊んだり、嬉しい時や悲しい時には気持ちを共有したりして関係づくりを行っています。
しかし、子どもの安心・安全を守り何気ない日常を送ることや関係づくりは簡単な事ではありません。子ども1人1人の特徴や抱えている背景、課題に合った声かけや、関わりをどうすべきなのか分からないこと、上手くいかないことは沢山あります。そんな時、同期や先輩の職員にたくさんアドバイスを頂き自分の出来る支援を実践しています。少しずつですが自分や子どもの変化を感じることが出来ています。
やりがい
私のやりがいは、子どもの笑顔の瞬間に出会えることです。確かに、毎日の支援の中で上手くいかないことはたくさんありますが、何気ない日常の会話や関わりの中で、ふとした瞬間に笑顔が見られると、すごくやりがいを感じるし、守っていきたいなと思います。自分の担当しているホームだけでなく、樹心寮全体のイベントなどを通して他ホームの子どもの笑顔の瞬間にも出会えます。
また、子どもの変化や成長を感じられることも私のやりがいです。自分の気持ちが言葉で表現できなかった子が、少しずつ伝えられるようになったり、友人関係が良くなったりと、多くの変化や成長を感じることができます。子どもたちが樹心寮で多くの経験をし、子どものできる!が増えることや心を育てるために、自分とも向き合い、時には助けてもらいながら一生懸命に取り組んでいきます。
募集の詳細
  • 令和6年4月13日 施設見学会開催
    施設見学会を開催します! 4月13日(土曜日) 13:30〜16:00 勤務の事や樹心寮での生活について等、私達が質問にお答え致します。 子どもが好きな方!社会的養護に興味のある方! どうぞ気軽にお申・・・
  • 令和6年3月16日 施設見学会開催
    施設見学会を開催します! 3月16日(土曜日) 13:30〜16:00 勤務のことや樹心寮での生活について等、私達が質問にお答え致します。 子どもが好きな方!社会的養護に興味のある方! どうぞ気軽にお・・・
  • 令和6年2月24日 施設見学会開催
    施設見学会を開催します! 2月24日(土曜日) 13:30〜16:30 勤務のことや樹心寮での生活について等、私達が質問にお答え致します。 どうぞ気軽にお申し込み下さい。 申し込みは下記ボタンからフォーム・・・
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