社会福祉法人　樹心会は80年以上にわたり児童福祉に関する事業の運営を実施してきました。「児童養護施設」では家族と離れて暮らす子どもたちが少しでも安心して暮らせるよう全棟一戸建てのホーム制養育を20年以上前から展開しています。また、子どもたちの心を癒しつつも、子どもたちが大人になった時に社会で生きていける力が身につくよう自立支援を行っています。また、「認定こども園」では、子どもの主体性を尊重し、0歳児～2歳児は「育児担当制」3歳児～5歳児は「ピラミッドメゾット教育法」を取入れ、毎日の遊びや生活の中でコミュニケーション力と社会での応用力への学びを積み重ねています。「子ども家庭支援センター」は、子育ての悩みなど、子育てに関する不安や心配事の相談窓口として、西濃圏域では唯一のセンターであり2市9町を中心として虐待予防を地域並びに関係機関と協働して行っています。

　社会環境の変化や個人の価値観の多様化に伴い、子どもや家族を取り巻く状況は深刻さを増しています。そのような中、子どもたちが希望を持ち続けられるように、また、将来を見据え、自立できるよう支援することを目指しています。

　今後も地域社会との共生と充実を図り、安心で信頼される社会福祉法人として社会に貢献できるよう尽力していきます。