職員インタビュー

児童指導員 伊坪 南実
(信州大学人文学部人文学科心理学・社会心理学コース社会心理学分野卒)
この仕事についたきっかけ
高校時代に心理学に興味を持ち、心理学が専攻できる大学に進学しました。大学では主に社会心理学を学び、対人関係や集団心理学を中心に講義を受けました。学生時代から漠然と、将来は子どもに関わる職業に就きたいと思っていましたが、施設職員として働く事は考えていませんでした。大学3年の2月に地元に拠点を移すことを決め、地元でアルバイトを探そうと思っていた時、大学の友人に児童養護施設はどう?と勧められました。それから児童養護施設について調べ、樹心寮の存在を知りました。それまでの私にとって『児童養護施設』は、ドラマや映画に出て来る設定でしかなく、実際どんな感じなんだろうという興味でアルバイトを始めました。アルバイトをしていくなかで職員の方々の仕事を間近で見て、子どもの特徴に合わせた支援をすることの重要さと難しさを知りました。その中で試行錯誤しながら、子どもの成長を一番近くで見守り、支援する姿を見て、自分もやってみたいと思うようになり、就職を決めました。
今取り組んでいること
ホームでは、子どもたちが安心できる環境をつくることを常に意識しています。入所している子どもたちは、家族から離れて暮らすことに大きな不安を感じています。そんな子どもたちが施設で安心感を得られるように、まず衣食住を整えます。清潔な服を着られること、温かいご飯が食べられること、自分の布団で毎日眠れることを保障します。次に子どもたちの気持ちを受け止めます。頑張ったことは褒め、いけないことをいたら叱ります。子どもたちのことを大切に思っているということを表現します。当たり前のことを当たり前にしてあげることで、子どもたちが安心できるような環境づくりを心掛けています。
やりがい
当初は仕事を覚えることが大変で、1日を回すことで精一杯でした。子どもの成長を実感する余裕はありませんでした。徐々に自分なりのやり方を確立した頃から、子どもの小さな変化に気付けるようになりました。その変化がなぜ起きたのか、次は何をしてみようかと考えることが楽しくなりました。今では、私たち職員の関わりが子どもの成長に繋がることにやりがいを感じています。施設にいる子どもたちは様々な理由で入所しています。大人への愛着が不安定な子どもたちは、素直に感情を表出させることが難しいです。時には子どもとぶつかることもあります。それでも子どもたちの職員に対する安心や信頼を感じられると、この仕事をしていて良かったと心から思います。また、この仕事をしていると自分の生い立ちを振り返ることがあります。こんな時母はどうしていただろう、自分はどうしていただろう、と考えることが子どもたちの支援に繋がることもあります。支援に躓いても、先輩方が一緒に悩み、考えてくださいます。そんなときに、自分は一人で支援しているんじゃない、チームで支援しているんだと実感し、安心します。今の職場はとても居心地がよく、感謝でいっぱいです。
    募集の詳細
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